佐原敏剛文学塾長のツイートが面白い - 女子高生ハゲ子のピチピチ小姑日記

やまもといちろう氏のブログで「てこの原理」のツイートだけ紹介されていたけど、その前後も面白い。

手と足と頭のない乙武さんが車椅子での入店は事前に言って貰わないと困ると入店を断られ、怒りに任せて店名を晒し、大騒ぎになっている様である。私も「ここはイケメンお断りの店です。すみません」と言われ、入店を諦めた事がある。人間、自分に与えられた範囲で楽しむ謙虚さを忘れてはならない。

友人と２人で飲食店をしている後輩が「対応の不手際があると、店名晒されて潰されるのなら、当店は障害者の方に対応できる余裕がないので、遺憾ながら入店をお断りしますと注意書きする時代になるかもしれませんね」と言っていた。健常者が身を守る為にバリアを使わざるを得ない時代が来るやもしれぬ。

真理のついっとなう

twitterの第一人者と言われる私だが、今回の乙武氏の一件に関しては、２ちゃんねるが最も本音をぶつけ合わせる良い討論の場となっていると感じるのである。一方、twitterは如何に自分が他人に叩かれないかのチキンレース、独りよがりの狂った常識を開陳する場と化している様である。

常識不満足

乙武氏の一件に関して、理系の後輩が画期的な意見を述べた為紹介したい。まず件のレストランの窓を開けて貰う。1.5m×50cmの板を15cm×15cm×50cmの角材の上に置き、片方に乙武氏を載せ、もう片方に48kgの女性が飛び乗ると、テコの原理により２階の窓から入店できるそうである

昨夜から後輩達の乙武談義が続いているのである。「前々からカタワをネタにした不謹慎な発言に疑問持ってたんですが、今回の件でこの人大嫌いになりましたよ」と後輩の一人が言ったのだが、障害者にも関わらず、健常者と同様に遠慮せずに嫌われるのは、嫌悪のバリアフリーを果たしたのではなかろうか？

「五体不満足」の五体とは何だ？と論議している。私が「手足と頭だろ」と言った所、「頭がない訳ないじゃないすか」と笑われた。後輩Aが「手足とチンポすよ」と言い、後輩Bが「子供いるからあるっす」後輩の恋人が「人を思いやる心ではないですか」と言い全員が賛成した。いい恋人を持ったじゃないか

乙武問題を議題に後輩達が熱く議論しているのは喜ばしい事である。まるでマイケル・サンデルになった気分である。ただ私が意見を言う度に「佐原先生が口挟むとややこしくなるので少し黙ってて下さい」と３回ほど言われたのが気になる所だ。

先程、乙武氏の弁明Blogを読んだのだが、要するに、土曜の夜に若い女の子と洒落たレストランに赴き、あわよくばムフフと思っていた矢先、店主に邪魔され頭に血が上っただけではないか。佐原敏剛文学塾の精鋭を集めて論議して時間を無駄にしたわい。